WANIMAの聖地 パチンコ大和
WANIMAの聖地と言われている天草市倉岳町にある「パチンコ大和」に行ってきました。
パチンコ大和は、もはや紹介する必要がないくらいに有名なWANIMAの聖地の一つです。
詳しくは、以下の記事へ。
→オールナイトニッポンウェブサイト「地元・熊本の思い出。WANIMAのルーツは、毎日練習したあのお店!?」
パチンコ大和へ到着
2018年5月7日、天気は雨。
旧本渡市から車を走らせ、30分ほどでパチンコ大和に到着。
時刻は午前11時。
WANIMAの聖地的なオーラはあまり感じられず、何かが出そうな雰囲気が漂っている。
パチンコ屋さんにしては少し小さな建物で、シャッターは半分閉まっている。
おそるおそるシャッターの向こう側を覗き込んでみると、入り口に色紙が貼ってある。(※現在は中に入れなくなっています)
一瞬、WANIMAからの案内かと思うも、よく見ると「WANIMA」ではなく「WANiMA」となっている。
そ~っと中を覗いてみる。
色紙の文字を確認する。。。
もう一度中を覗いてみる。
(え?いいの?)
入っていいのか不安だったので、お隣で営業されているお惣菜屋さんに聞いてみると、「書いてあるなら入っていいんですよ~!大丈夫!!」と慣れた感じで即答。
パチンコ大和を訪れたWANIMAファンから同じことを問い合わせされるのだろう。みなさん礼儀正しい。
ということで、いざパチンコ大和の中へ!
パチンコ大和 大ホール
入ってすぐ目についたのが、紅白出場の看板。
その反対側には、喫茶店の看板。
パチンコ大和に併設されていた喫茶店のものなのだろうか。
このパチンコ大和はオーナーさんのご好意で開放されおり、オーナーさんの持ち物も置いてあるのだろうと推測。
他にも、雀卓があったり、
アンプが転がっていたり、
練習していたであろうステージのような場所や、
ドラムスティックの山があり、当時の空気がまだ流れています。
ふと足元の机の上に、紙があったので慎重に観察すると、
2007年に熊本市内で行われたロックンロール・ハイスクールのフライヤーがありました。
中を確認すると、
WANIMAの前身のバンドHANIMAが出演している!
こちらはご本人KENTAさんのインスタより、HANIMA時代のお写真です。
このフライヤーはここに転がっていていいものなのだろうかと考えながら丁寧にもとの場所に戻しました。
パチンコ大和 休憩室
ホールの奥の方にもパチンコ屋さんの従業員の方が休憩する場所だったであろう部屋がありました。
無造作に置かれた、壊れたベースとギター。
都会なら1日で無くなりますが、マナーのいいファンの方と田舎のいいところです。
補足ですが、ここでWANIMAのメンバーが練習していた事実はありますが、これらの持ち物がWANIMAのものであるというわけではありません。おそらくこの場所は地元の後輩たちに受け継がれて使われていたのではないかと考えられます。
その他にも、Tシャツや、
楽譜なんかもありました。
THE BLUE HEARTSの「夢」。
棚に置いてあった新聞の日付は、平成15年9月20日。
平成15年は、WANIMAのメンバーである、KENTAさん(昭和63年生まれ)、KO-SHINさん(平成元年生まれ)が15歳の時。
この新聞はもしかすると2人の成長をずっと見ていたのかもしれない。
でもなぜだろう、特にテンションは上がらない。
だって、普通の古新聞。。。
見学を終えて
気がつけば12時半。1時間半近くも滞在していた。
ほとんど手を加えられていないパチンコ大和にはWANIMAがいた景色があった。
この場所をきれいに整備して観光スポットにしてお金を得ることもできるのに、それをせず無料で一般公開されているオーナーさんの懐の深さに感謝です。
また、見学に来られたマナーのいいファンの皆さまのおかげで変な荒らされ方をしていないので、そこにはWANIMAが過ごした時間が残っていました。
(現在、パチンコ大和はPV撮影でリフォームされ、外からの見学だけになっています。当時の空気が少しでも伝わればいいなと思い2018年5月21日の過去記事をリライトしました。)